スキャルピングに寛容的な海外FXでは、取引が1日に100回以上になることも少なくありません。
スプレッドは取引ごとに発生するため、取引回数が多くなればなるほどスプレッドの狭さは重要になってきます。
そして海外FX業者はレバレッジの規制がないため、100倍~1000倍を超えるレバレッジが使えます。
ハイレバレッジ×スキャルピングに、低スプレッドが加われば最強です。
そこで今回は、スプレッドを比較するポイントや、スプレッドが狭いことで人気のある海外FX業者8社のスプレッドを徹底比較していきます。
Contents
海外FXのSTP口座とECN口座とスプレッドの関係
海外FX業者が用意している口座のタイプには、大きく分けて
- スタンダードタイプ(STP)口座
- ゼロスプレッド口座(ECN)口座
の2タイプがあります。
スプレッドは、スタンダードタイプに比べると、ゼロスプレッドタイプの方が狭いです。
スプレッドを比較する場合は、それぞれの口座タイプごとに比べる必要が出てきます。
まずは、2つの口座タイプとスプレッドの関係について覚えておきましょう。
スタンダードタイプ(STP)口座とスプレッドの関係
海外FXの口座タイプの中で、もっともスタンダードなのがSTP口座です。
STP口座には、トレーダーの注文をFX業者を通してカバー先に流すSTP方式が採用されています。
カバー先が提示する有利なレートを業者が選び、注文を成立させる仕組みです。
STP口座には、以下のような特徴があります。
- スプレッドは広め
- 取引手数料が無料
- 最大レバレッジが使える
- 入金額が低い(少額の入金で取引が開始できる)
STP口座は取引手数料が無料に設定されていますが、その代わりスプレッドは広めです。
入金額が低いことや最大レバレッジが使えることから、FX初心者にも向いている口座タイプになります。
ゼロスプレッド口座(ECN)口座とスプレッドの関係
STP口座と同様に、多くの海外FX業者で採用しているのがECN口座です。
ECN口座では、海外FX業者がトレーダーとインターバンク市場の仲介者となり、トレーダーの注文をインターバンク市場に流す役割を果たしています。
STP口座はカバー先の金融機関も入りますが、ECN口座はカバー先の金融機関が入りません。
ECN口座には、以下のような特徴があります。
- スプレッドが狭い
- 取引手数料が発生する
- 使えるレバレッジが小さい
- 約定拒否がない
- 最低入金額が多い
ECN口座は狭いスプレッドが魅力ですが、STP口座とスプレッドが異なるのは取引内にカバー先の金融機関が存在しないためです。
その代わり、インターバンク市場に手数料を支払う必要があるため、取引ごとにスプレッドとは別に手数料が発生します。
ECN口座には取引手数料がかかることから、スプレッドを比較するときは、
- STP口座の取引手数料=スプレッド
- ECN口座の取引手数料=スプレッド+取引手数料
で考えなければなりません。
スプレッドの比較ポイントと注意点
スプレッドは、FX取引をする上で必要な取引手数料です。
海外FX業者は独自にスプレッドの設定ができるため、FX業者によってスプレッドは大きく異なります。
スプレッドを比較する上で気を付けたいのが、
- スプレッドの種類
- 表示されているスプレッドのタイプ
の2つです。
ここでは、スプレッドを比較する上で抑えておきたいポイントを紹介します。
スプレッド比較ポイント①スプレッドの種類
FX業者が採用しているスプレッドの種類は、以下の表のようになります。
スプレッドの種類 | 特徴 |
完全固定スプレッド | どんな状況でもスプレッドが変動しない。国内FX業者の一部で採用されている。海外FX業者で採用しているところはない。 |
原則固定スプレッド | 原則的にスプレッドが固定されている。相場が大きく動くときは、スプレッドが変動する。多くの海外FX業者で採用している。 |
変動スプレッド | 状況に応じてスプレッドが変動する。市場が安定しているときは、スプレッドが狭くなる。一部の海外FX業者で採用している。 |
期間限定スプレッド | キャンペーンの一環で特別に設定されるスプレッド。特定の通貨に対して適用されることが多く、かなり狭いスプレッドで取引ができる。ただし、期間は限定されている。 |
このように、FX業者が設定しているスプレッドには4種類ほどあります。
ほとんどの海外FX業者は原則固定スプレッドを導入していますが、「変動スプレッド」や「期間限定スプレッド」の業者もあるので注意が必要です。
海外FX業者のスプレッドを比較するときは、スプレッドの種類が同じかどうかも確認しておきましょう。
- 平常時にもっともスプレッドが狭くなる ⇒ 変動スプレッド
- 平常時にもっともスプレッドが広くなる ⇒ 完全固定スプレッド
- 相場が大きく動いているときにもっともスプレッドが狭くなる ⇒ 完全固定スプレッド
- 相場が大きく動いているときにもっともスプレッドが広くなる ⇒ 変動スプレッド
スプレッドの種類を確認する方法は、スプレッドの配信率を見れば分かります。
99%以上の配信率になっていれば、原則固定スプレッドと言えるでしょう。
一方、原則固定スプレッドで配信していると謳っていても、95%を切るような配信率だと、原則固定スプレッドとは言い難いです。
スプレッド比較ポイント②表示されているスプレッドのタイプ
原則固定スプレッドや変動スプレッドを採用していると、スプレッドは状況に応じて変化します。
海外FX業者は分かりやすいよう、以下の表のように、最大スプレッド・最小スプレッド・平均スプレッドなどを公式サイト上に表示しています
スプレッドのタイプ | 特徴 |
最大スプレッド | 一定期間中にもっとも広がったスプレッド |
最小スプレッド | 一定期間中にもっとも狭くなったスプレッド |
平均スプレッド | 一定期間中のスプレッドを平均したもの |
スプレッドタイプで比較するときに注意が必要なのは、最大スプレッドや最小スプレッドの比較です。
たとえば、以下のスプレッドで配信している海外FX業者Aと海外FX業者Bがあるとします。
タイプ | 海外FX業者A | 海外FX業者B |
最大スプレッド | 2.0pips | 2.2pips |
最小スプレッド | 0.0pips | 0.8pips |
平均スプレッド | 1.2pips | 0.9pips |
最大スプレッドや最小スプレッドを見ると、海外FX業者Aの方が低スプレッドで取引ができるように感じます。
しかし、平均スプレッドは海外FX業者Bの方が狭いです。
このようなケースだと、低スプレッドで取引できるのは、平均スプレッドが狭い海外FX業者Bになります。
最大スプレッドや最小スプレッドは、一瞬でもそのレートが表示されるとカウントされます。
レートバグが発生して、0.1秒でもスプレッドが0.0になれば、その海外FX業者の最小スプレッドは0.0になってしまうわけです。
最小スプレッドが狭いからと言って、そのスプレッドで取引できるとは限りません。
スプレッドを比較するなら、平均スプレッドを参考にしましょう。
中には最小スプレッドだけ表示して、平均スプレッドを表示してない海外FX業者もあるので気を付けてください。
海外FX会社の主要通貨スプレッドを比較
それでは、各海外FX業者の平均スプレッドを比較していきましょう。
比較する通貨ペアは、取引数が多い「USD/JPY」「EUR/USD」「GBP/USD」「AUD/USD」の4つです。

このように、STP口座であれば1pips前後、ECN口座であれば0pips前後のスプレッドで取引ができます。
ECN口座は取引手数料を合算して考えなければなりませんが、取引手数料とスプレッドを合わせても、STP口座のスプレッドより小さい通貨ペアがほとんどです。
また、海外FX業者GEMFOREXのように、ECN口座でも取引手数料が無料の業者もあります。
GEMFOREXのスプレッド比較

GEMFOREXは、ゲムトレードとして日本人が設立したEAの運営会社からスタートし、FX業者として2010年からサービスを提供しています。
経営陣のほとんどが日本人であるため、日本人トレーダーが利用しやすい海外FX業者として人気です。
低スプレッドの海外FX業者を選ぶなら、GEMFOREXを一番おすすめします。
「加熱するスプレッド競争には参加しない」というスタンスで以前はスプレッドが広い海外FX業者に数えられていましたが、今はECN口座を中心に、他の海外FX業者よりも圧倒的なスプレッドの狭さです。
GEMFOREXのSTP口座とECN口座の違い
GEMFOREXには、
- オールインワン口座(STP口座)
- ノースプレッド口座(ECN口座)
の2タイプの口座が用意されています。
口座タイプ | USD/JPY | EUR/USD | GBP/USD | AUD/ JPY |
オールインワン口座 | 1.2pips | 1.2pips | 1.5pips | 1.6pips |
ノースプレッド口座 | 0.3pips | 0.3pips | 0.8pips | 0.6pips |
オールインワン口座は1.2pips~と平均的なスプレッドですが、ノースプレッド口座は取引手数料無料で0.3pips~と圧倒的なスプレッドの狭さで取引できます。
他の海外FX業者と大きく異なっているのは、ECN口座で取引手数料が発生しない点です。
他の海外FX業者なら、ECN口座だと、1回の取引ごとに0.5pips~1.0pipsくらいの手数料が発生します。
ECN口座はレバレッジの制限を受けることが多いですが、GEMFOREXのECN口座は1000倍レバレッジが使えます。
STP口座とECN口座の違いは、
- ボーナスがない
- EA・ミラートレードができない
- 初期委託金が30万円必要
などがあります。
それ以外はSTP口座と同様に取引ができます。
その他にも、GEMFOREXには、
- 最大レバレッジ1000倍
- 追証なしのゼロカット
- 完全日本語対応・サポート
- スキャルピング歓迎
- 豪華なボーナス
など、リスクなしの“低スプレッド×ハイレバレッジ×スキャルピング”の条件が整っています。
独自のサービスとしては、
- 無料EAの使い放題
- 無料ミラートレードの使い放題
- 無料VPSの使用
などもあります。
XMのスプレッド比較

海外FXトレーダーのなら、ほとんどの人が知っている海外FX業者XM。
知名度だけで見ると、海外FX業者の中ではトップと言えるでしょう。
耳にする機会が多いXMですが、正式には「Trading Point」という会社が行なっているFXサービスの名称になります。
20ヵ国以上の言語に対応し、196ヵ国でサービスを提供しているXMは、キプロスという国が本拠地です。
低スプレッドの業者としても人気があり、取り扱っている通貨ペアの数も57種類とかなりの多さになっています。
XMには、
- マイクロ口座(STP口座)
- スタンダード口座(STP口座)
- ZERO口座(ECN口座)
の3タイプの口座が用意されています。
口座タイプ | USD/JPY | EUR/USD | GBP/USD | AUD/ JPY |
スタンダード口座 | 1.6pips | 1.6pips | 2.3pips | 2.1pips |
ZERO口座 取引手数料 (実質スプレッド) | 0.1pips 1.0pips (1.1pips) | 0.3pips 1.0pips (1.3pips) | 0.8pips 1.0pips (1.8pips) | 0.6pips 1.0pips (1.6pips) |
マイクロ口座とスタンダード口座は、スプレッドは同じですが最小取引量と最大取引量が異なっています。
マイクロ口座は少額資金から投資を始めたい人向けで、10通貨からスタートできますが、最大取引量は10万通貨に制限されます。
マイクロ口座やスタンダード口座のスプレッドは、1.6pips~と平均より少し高めですが、ZERO口座は0.1pips~(別途0.9pipsの手数料)、実質スプレッドは1.0pips~と平均的なスプレッドになります。
他の海外FX業者に比べて、スプレッドが狭い業者とは言えません。
しかし、マイクロ口座やスタンダード口座は、XMロイヤルティプログラムの適用によって、取引に使えるXMPポイントが取引ごとに貯まるのは、他の海外FX業者にはない魅力です。
XMPポイントは取引ごとに0.3pips~0.6pipsほど受け取れます。
その他にも、XMには、
- 最大レバレッジ888倍
- 追証なしのゼロカット
- 日本語サポート
- 豪華なボーナス
- ライセンス取得
- AIG保険に加入
など、安心して取引できる条件が揃っています。
ただし、ZERO口座に関しては、
- 最大レバレッジが500倍に制限される
- 最低入金額が1万円
- 100%入金ボーナスに非対応
など、マイクロ口座やスタンダード口座と違う点も多いので注意しましょう。
取引手数料を加味しても、マイクロ口座やスタンダード口座よりZERO口座の方がスプレッドは狭いです。
スプレッド重視で行くならZERO口座、ハイレバレッジを使いたいなら、スタンダード口座、少額から取引を始めたいならマイクロ口座のように、状況に応じて開設する口座タイプを選びましょう。
AXIORYのスプレッド比較

cTraderを提供している海外FX業者として有名なAXIORYですが、2013年にサービスの提供を開始してから、着実に日本人トレーダーを増やしています。
低スプレッドで取引できる海外FX業者としても人気です。
AXIORYには、
- スタンダード口座(STP口座)
- ナノスプレッド口座(ECN口座)
の2つの口座タイプが用意されています。
口座タイプ | USD/JPY | EUR/USD | GBP/USD | AUD/ JPY |
スタンダード口座 | 1.3pips | 1.2pips | 1.6pips | 1.9pips. |
ナノスプレッド口座 取引手数料 (実質スプレッド) | 0.3pips 0.6pips (0.9pips) | 0.2pips 0.6pips (0.8pips) | 0.4pips 0.6pips (1.0pips) | 0.9pips 0.6pips (1.5pips) |
スタンダード口座は、もっともメジャーな口座として多くのトレーダーが使っています。
初心者から上級者まで幅広く利用できるように、取引単位を0.01ロットからに設定し、口座開設に必要な初回入金額を約2万円と少なくしています。
ナノスプレッド口座は、低スプレッドに特化した口座です。
運営コストを下げ、トレーダーから過剰なコストを徴収しないことをポリシーにしています。
スタンダード口座のスプレッドは、1.2pips~、ナノスプレッド口座は0.2pips~(別途0.6pipsの手数料)、実質スプレッドは0.8pips~と平均的なスプレッドになります。
その他にも、AXIORYには、
- 最大レバレッジ400倍
- 追証なしのゼロカット
- 日本語サポートに強い
- 運営方針がクリーン
- 信託保全に対応
など、安心・安全に取引できる環境が整っています。
口座タイプによって最大レバレッジが変化しないため、ナノスプレッド口座でも400倍のレバレッジを使った取引が可能です。
取引手数料をプラスしても、スタンダード口座よりナノスプレッド口座の方がスプレッドは狭いです。
取引手数料を支払っても良いというトレーダーには、ナノスプレッド口座の方が向いています。
TITANFXのスプレッド比較

TITANFXは、超低スプレッドを売りにしている海外FX業者で、2014年からサービスの提供をしています。
ちなみに、TITANFXは、日本人トレーダーから絶大な人気を得ていた海外FX業者PepperStoneの上層部が設立した海外FX会社です。
TITANFXには、
- スタンダード口座(STP口座)
- ブレード口座(ECN口座)
の2つの口座タイプが用意されています。
口座タイプ | USD/JPY | EUR/USD | GBP/USD | AUD/ JPY |
スタンダード口座 | 1.3pips | 1.7pips | 1.6pips | 2.1pips. |
ブレード口座 取引手数料 (実質スプレッド) | 0.3pips 0.7pips (1.0pips) | 0.2pips 0.7pips (0.9pips) | 0.6pips 0.7pips (1.3pips) | 1.1pips 0.7pips (1.8pips) |
STP方式を採用しているスタンダード口座は、取引手数料がかかりません。
証拠金によるレバレッジ制限がなく、EAや両建て取引も可能です。
最低入金額は1円から、最低取引単位も1000通貨と、少ない資金と取引量で取引開始できるのも特徴です。
一方、ECN方式を採用しているブレード口座はスプレッドの狭さに特化している口座です。
EAにも対応しているため、自動売買×スキャルピング×低スプレッドの取引もできます。
スタンダード口座のスプレッドは、1.3pips~、ブレード口座は0.2pips~(別途0.7pipsの手数料)、実質スプレッドは0.9pips~と平均的なスプレッドになります。
最小スプレッドと言われているTITANFXですが、最近は他の海外FX業者もスプレッドを引き下げていることから、最小とは言えない状況になりつつあります。
ただし、TITANFXには、
- 最大レバレッジ500倍
- 追証なしのゼロカット
- 約定力が高い
- ライブチャットの日本語サポートに対応
- スキャルピング歓迎
など、“高い約定力×低スプレッド”を活用したスキャルピングができるメリットもあります。
レバレッジは、スタンダード口座・ブレード口座のどちらも500倍が使えます。
さらに、100倍・200倍・300倍・400倍・500倍の中で、細かく設定することも可能です。
スタンダード口座よりもブレード口座のスプレッドの方が狭いですが、スプレッドがほとんど変わらない通貨ペアもあります。
取引手数料がかかっても問題ない人には、ブレード口座がおすすめです。
LANDFXのスプレッド比較
LANDFXは、ニュージーランドに本社がある海外FX業者です。
低スプレッド専用の口座は廃止されていましたが、2017年から再開しています。
LANDFXには、
- Live口座(STP口座)
- ECN口座(ECN口座)
の2つの口座タイプが用意されています。
口座タイプ | USD/JPY | EUR/USD | GBP/USD | AUD/ JPY |
Live口座 | 0.9pips | 0.8pips | 2.0pips | 2.0pips. |
ECN口座 口座取引手数料 (実質スプレッド) | 0.2pips 0.7pips (0.9pips) | 0.1pips 0.7pips (0.8pips) | 0.8pips 0.7pips (1.5pips) | 0.5pips 0.7pips (1.2pips) |
STP方式を採用しているLive口座は、取引手数料がかからず、1000通貨から取引ができます。
高い約定力を誇りますが、スキャルピングに関しては、制限がかかることもあるので注意が必要です。
一方のECN口座は、スプレッドを極限まで抑えている口座です。
取り扱っている通貨ペアの種類も63種類とたくさんあります。
Live口座のスプレッドは、0.8pips~と狭く、ECN口座は0.1pips~(別途0.7pipsの手数料)、実質スプレッドは0.8pips~と平均的なスプレッドです。
LANDFXのスタンダード口座のスプレッドは、他の海外FX業者と比べてもかなり狭くなっています。
他にも、LANDFXには、
- 最大レバレッジ500倍
- 追証なしのゼロカット
- ボーナスが充実している
- 約定力が高い
など、低リスクで高いレバレッジが使える環境が整っています。
ただし、ECN口座で使えるレバレッジは上限200倍になるので注意しましょう。
HOTFOREXのスプレッド比較

HOTFOREXは、ヨーロッパや東南アジアに多くの顧客を持つ海外FX業者です。
2010年に設立し、低スプレッドで取引できる業者として人気を集めています。
HOTFOREXには、
- マイクロ口座(STP口座)
- プレミアム口座(STP口座)
- ZERO口座(ECN口座)
の3つの口座タイプが用意されています。
口座タイプ | USD/JPY | EUR/USD | GBP/USD |
プレミアム口座 | 1.7pips | 0.8pips | 1.2pips |
ZERO口座 口座取引手数料 (実質スプレッド) | 0.2pips 0.8pips (1.0pips) | 0.8pips 0.8pips (1.6pips) | 0.4pips 0.8pips (1.2pips) |
マイクロ口座とプレミアム口座の違いは、
- レバレッジ:マイクロ口座=1000倍、プレミアム口座=400倍
- 最低入金額:マイクロ口座=500円、プレミアム口座=5万円
- ロスカット水準:マイクロ口座=10%、プレミアム口座=20%
などですが、スプレッドはどちらも同じで、取引手数料も無料になっています。
プレミアム口座はスプレッドの狭さに特化した口座です。
取引手数料がかかる代わりに、低スプレッドを実現しています。
マイクロ口座とプレミアム口座のスプレッドは、1.2pips~、ZERO口座は0.2pips~(別途0.8pipsの手数料)、実質スプレッドは1.0pips~と平均的なスプレッドです。
スプレッドだけ見ると、HOTFOREXのスプレッドは決して狭いとは言えません。
しかし、HOTFOREXには、
- ボーナスが豪華
- 追証なしのゼロカット
- 口コミ評価が高い
など、ボーナスが豪華なことや、追証なしのゼロカットで安全に取引できるメリットもあります。
iFOREXのスプレッド比較

iFOREXは、1996年からサービスの提供を行っている老舗の海外FX業者です。
13ヵ国に対応した多言語プラットフォームに対応し、日本語サポートも充実しています。
ただし、iFOREXの口座タイプは、スタンダード口座(STP口座)の1つしかありません。
口座タイプ | USD/JPY | EUR/USD | GBP/USD | AUD/ JPY |
スタンダード口座 | 1.8pips | 1.8pips | 2.8pips | 3.9pips. |
スタンダード口座の特徴は、
- 最大レバレッジ400倍
- ロスカット水準0%
- 最低入金額1万円
- ボーナスあり
- 手数料なし
- 追証なしのゼロカット
などです。
スタンダード口座のスプレッドも1.8pipsと平均よりも広く、スプレッド重視でトレードする人には物足りなさがあるかもしれません。
FBSのスプレッド比較

FBSは、2009年に設立した海外FX業者ですが、日本人向けサービスに力を入れ始めたのは2016年頃からです。
3000倍レバレッジが売りのFBSですが、日本語サポートは分かりにくいことや、国内銀行入金に対応してないなど、日本人トレーダーの取引環境は十分と言えません。
FBSには、
- セント口座(STP口座)
- マイクロ口座(STP口座)
- スタンダード口座(STP口座)
- ZERO口座(ECN口座)
STP口座だけで3つあるのが特徴です。
口座タイプ | USD/JPY | EUR/USD | GBP/USD | AUD/ JPY |
スタンダード口座 | 1.2pips | 1.2pips | 4.5pips | 3.2pips. |
ZERO口座 口座取引手数料 (実質スプレッド) | 0.1pips 0.6pips (0.7pips) | 0.3pips 0.6pips (0.9pips) | 1.8pips 0.6pips (2.4pips) | 1.1pips 0.6pips (1.7pips) |
それぞれの口座の違いは、
- 初回入金
- レバレッジの上限
- ロット
などで、取引手数料が無料なことや、スプレッドは共通しています。
3000倍レバレッジが使えるのは、マイクロ口座・スタンダード口座・ZERO口座の三つです。
ZERO口座の3000倍は、ECN口座でトップクラスのハイレバレッジになります。
スタンダード口座のスプレッドは、1.2pips~と平均的ですが、ZERO口座は0.1pips~(別途0.6pipsの手数料)、実質スプレッドは0.7pips~と、かなり狭いスプレッドで取引ができます。
ZERO口座なら、“ハイレバレッジ×スキャルピング×低スプレッド”で効率的に利益が狙えるでしょう。
他にも、FBSには、
- 無料VPSの提供
- 追証なしのゼロカット
- ボーナスが充実している
など、魅力がたくさんあります。
【スプレッド比較】スプレッドが狭いおすすめ海外FX業者は!?主要通貨スプレッドを比較まとめ
海外FX業者のスプレッド競争が過熱していますが、取引回数が多いトレーダーほどスプレッドの狭さは重要です。
スプレッドが狭い業者が良いのはもちろんですが、スプレッドが狭くても、約定力が低かったり、スキャルピングができなかったりしては意味がありません。
海外FX業者を選ぶときは、スプレッドの狭さに加え、
- 約定力が高い
- スキャルピングができる
- レバレッジの上限が大きい(できれば1000倍以上)
- 日本語サポートが充実している
- もしもの場合のゼロカットがある
などにも注目しましょう。
すべての条件を満たす海外FX業者は少ないですが、海外FX業者GEMFOREXのように条件を満たしている業者もあります。
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