海外FX初心者が負けないために徹底したいのが損切りです。
ベテラントレーダーになると損切りルールを決めてトレードを行うのが普通ですが、初心者のうちは損切りを避けてトレードを行うことも多く、損切りをしないことが負ける原因になるケースもあります。
中には、「そもそも損切りって何?」、「ロスカットと何が違う?」など、損切りについていまいち分からないという人もいるかもしれません。
初心者がFXで退場しないためにも、損切りの重要性やロスカットとの違いなどを正しく覚えましょう。
Contents
損切りとは?
損切りとは、損失を抱えているポジションを決済して負けを確定させることです。
たとえば、1ドル100円の通貨を購入したとします。
1ドル98円に下がると2円の損失を抱えていることになりますが、この状態で決済して2円の負けを確定させるのが損切りになります。
「損切りしなければ1ドル98円が再び1ドル100円に戻って損失を防げるかもしれないのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、それでも損切りはFXで勝つために必要なのです。
ロスカットとは?
ロスカットとは、トレーダーが保有しているポジションの含み損がFX会社の規定する含み損を越えた場合に、強制的に取引が終了して損失が確定する仕組みです。
ロスカットはどのFX会社も共通して行われるもので、ロスカットが必要なのはレバレッジを使って元手以上の取引をしていることが理由になります。
レバレッジ取引でロスカットがないと、全部負けたときに借金を抱えることになりますが、それを防ぐためにロスカットで負けたときの被害を最小限に抑えるわけです。
初心者に損切りが必要な理由
「損切りして資金を失いたくない」と思う初心者は多いですが、まずは「損切り=損をする」という気持ちを捨ててください。
その上で、初心者に損切りが必要な理由を見ていきましょう。
ロスカットを防ぐ
FXで損切りが必要なのは、ロスカットによって大きな損失が発生するのを防ぐためです。
たとえば、10万円の証拠金で取引を行うとします。
損切りとロスカットのラインが以下の場合、損切りとロスカットが執行された後の違いに注目してみましょう。
- 証拠金が7万円になったら損切り
- 証拠金が1万円になったらロスカット
10万円の証拠金がどんどん減っていった場合に、損切りしない場合は証拠金が残り1万円になったところでロスカットが発動します。
ロスカット後に残る資金は1万円です。
同じ条件で損切りしていた場合、証拠金が7万円になったところで取引が終了するため、3万円の損失で済みます。
損切りのルールを決めておけば、ロスカットに到達する前に取引が終了するので、FX会社に取引を強制終了させられることはありません。
ポジションの塩漬けを防ぐ
含み損が大きくなっても、決済せずにポジションを保有し続ける状態をポジションの塩漬けと言います。
ポジションを塩漬けするのは、
- レートが反転して含み損が減るかもしれない
- ロスカットされないうちは望みがある
- 前はレートが反転して助かったので今回も大丈夫
など、心理的な要因が深く関わっています。
ポジションの塩漬けは、新しいポジションを持つことができず、ずるずると含み損を増やすことにもつながります。
積極的に損切りをすれば、どんどん気持ちを切り替えて新しいポジションが持てるので、ポジションの塩漬けを減らしてチャンスに巡り合える機会も増えます。
初心者が損切りできない理由
初心者が損切りできない理由を心理的に見ていくと、自分のトレードに対する気持ちが客観的に分かって損切りできるきっかけになる場合があります。
ここでは、初心者が損切りできない理由を心理面から解説します。
自分を否定すると感じてしまう
FXで注文を入れる際には、初心者でも何らかの根拠があって自信を持って取引しているトレーダーが多いです。
しかし、予想が外れて含み損が増えるごとに、不安が大きくなって自信が失われていくような感覚が現れてきます。
「自信があったのに予想が外れてしまった」、「まだまだ自分は未熟者だ」と思い込んでしまいますが、損切りしないうちはレートが反転して含み損が減る望みが残っている状態です。
自ら損切りをして負けが確定すると自分を否定してしまうと感じるので、損切りをせずに自分の下した判断を信じようとして、結果的に含み損が増大してロスカットが発動するケースは少なくありません。
変な自信が邪魔をする
損切りをしない理由として多いのが、「少し待ったらレートが反転して含み損が減る、もしくは含み益に転じるかもしれない」などレートの反転に期待を持っているケースです。
普段はマイナス思考なのに、このような状況に限って「自分は大丈夫」という変な自信が出てくる人は意外と多くいます。
人はピンチになると都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしますが、このような心理状態を正常性バイアスと言います。
つまり、大きな損失が出そうなピンチの局面でも、自分は大丈夫と平常心を保とうとして変な自信が出てくるわけです。
初心者の損切りの目安[トレード別]
損切りは利幅の半分以下に設定するのが望ましいと言われています。
たとえば、目標利幅が5pipsなら損切り幅は2.5pips以下、目標利幅が20pipsなら損切り幅は10pips以下が良いでしょう。
トレードスタイルによって目標利幅や損切り幅は異なるので注意が必要です。
ここでは、トレード別に初心者の損切りの目安について紹介していきます。
スキャルピング
スキャルピングは、数秒から数分間隔でポジションを保有して薄利を重ねていく取引スタイルです。
1回あたりの目標利幅は小さいものの、ハイレバレッジが使える海外FXでは人気の取引スタイルになります。
スキャルピングの目標利幅はだいたい5pips~20pipsほどで、損切り幅は2.5pips~10pipsほどです。
デイトレード
デイトレードは数十分から1日間隔でポジションを保有する取引スタイルです。
日をまたいでポジションを保有することがないので、毎日新しい気持ちで取引に望めます。
デイトレードの目標利幅はだいたい10pips~100pipsほどで、損切り幅は5pips~50pipsほどです。
スイングトレード
スイングトレードは数日から1週間程度でポジションを保有する取引スタイルです。
スワップポイントと為替差益のダブル利益が狙えるため、スワップポイントが大きな通貨ペアを運用する取引が人気となっています。
スワップポイントの利益や長期運用でゆっくり利益を狙う手法なので、損切り幅は利幅の半分より少し下回るくらいが望ましいです。
スイングトレードの目標利幅はだいたい50pips~200pipsほどで、損切り幅は20pipsから70pipsほどです。
ポジショントレード
ポジショントレードは数週間から数年かけてポジションを保有する取引スタイルです。
スワップポイントのみを狙って運用するケースも多く、長期運用が基本になるので損切り幅は利幅よりもかなり下回るラインに設定しましょう。
ポジショントレードの目標利幅はだいたい100pips~500pipsほどで、損切り幅は10pips~50pipsほどです。
海外FX初心者の損切りの目安は!?初心者が損切りができない理由まとめ
損切りの必要性や注意点、ロスカットとの違いについて見てきましたが、初心者は損切りのルールを事前に決めて損切りに慣れることが大事です。
最初のうちは損切りに抵抗があるかもしれませんが、何度も損切りをしていると損切りを含めたトレード計画が立てられるようになります。
損切りせず、ロスカットで再起不能になるのは避けなければなりません。
FX初心者は損切りを大切にしてトレードに挑んでください。
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最大レバレッジ | ロスカット水準 | ゼロカット | 約定率 |
5000倍 | 20% | 〇 | 99.79% |
最低取引枚数 | ドル円スプレッド | 手数料 | 日本語サポート |
1,000通貨 | 1.2pips | 無料 | 24時間 |
総合評価|★★★★★
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