ハイレバレッジが使える海外FXでは、スキャルピング手法との組み合わせが最強といわれています。
国内FXだとスキャルピングが禁止の業者が多いため、海外FXの経験が浅い人だと馴染みの少ない言葉かもしれません。
スキャルピング手法を知ることで、コツコツ利益を積み上げることができます。
今回は、ハイレバレッジと相性の良いスキャルピングについて解説します。
Contents
スキャルピング手法とは?数秒で小さな利益を狙うトレード手法
スキャルピングは、日本語に訳すと「皮を薄く剥ぐ」という意味です。
転じて、FXにおいては、小さな利益を狙うトレード手法になります。
1回の取引で、数pipsから数十pipsの利益を狙い、1回の取引時間も数秒から数十分が一般的です。
1回あたりの利益は小さくても、取引回数が多いことでトータル利益が大きくなります。
ちなみに、FXの取引手法はポジションを保有する時間から、以下の4つに分けられます。
- スキャルピング=トレード時間は数秒から数十分
- デイトレード=トレード時間は数時間から1日
- スイングトレード=1日~数週間
- 長期トレード=数週間~数年
スキャルピングが禁止されている国内FXでは、デイトレードが一般的です。
ハイレバレッジ×スキャルピングのメリット
スキャルピング取引だけだと、1回あたりの利益は小さいので効率的に利益を増やすことは難しいでしょう。
しかし、海外FXのハイレバレッジを使うことで、スキャルピングでも効率的に利益を増やせます。
その他にも、ハイレバレッジ×スキャルピングトレードには、
- ロスカットのリスクが小さい
- どんな相場でも使える
- 損切りに慣れる
などのメリットがあります。
それでは、ハイレバレッジ×スキャルピングトレードのメリットを見ていきましょう。
スキャルピングのメリット①ハイレバレッジで効率的に利益が増やせる
スキャルピングは、1~10pipsの利益でも狙いに行くことがあります。
1pips~10pipsの利益はどれくらいになるのでしょうか?
以下を例に見てみましょう。
- 10万円の資金
- 1ドル100円
この場合、レバレッジを使わないと取引量は1000通貨です。
そのため、
- 100pips(1円)の値動き=1000円
- 10pipsの値動き=100円
- 1pipsの値動き=10円
になります。
これでは、1pips~10pipsの値動きで利確できても、利益は10円~100円なので資金効率が良いとは言えません。
それでは、100倍のレバレッジを使って取引量を10万通貨に増やすとどうなるでしょうか?
- 100pips(1円)の値動き=10万円
- 10pipsの値動き=1万円
- 1pipsの値動き=1000円
同じ条件でも、レバレッジで取引量を増やすと、1pips~10pipsの値動きで発生する利益は1000円~1万円に増えます。
1pipsの利益でも、1日に10回勝つことができれば、1日に1万円の利益が得られるわけです。
レバレッジで取引量を増やすことで、少ない利幅でも大きな利益が狙えるため、ハイレバレッジ×スキャルピングの相性が良いと言われています。
スキャルピングのメリット②ロスカットのリスクが小さい
スキャルピングのメリットは、ロスカットのリスクが小さいことです。
ロスカットは、ポジションを持っている状態で、急激な値動きが発生することによって起こる場合が多くあります。
ロスカットはトレーダーの資金を守ることが目的ですが、ロスカットが起こると大きな損失が確定するため、できれば避けたいものです。
スキャルピングは、他の手法と比べてロスカットのリスクがかなり小さくなります。
その理由は、スキャルピング取引はポジションの保有時間が極めて短いためです。
スキャルピングのポジション保有時間は、数秒から長くても数十分なので、為替変動が起こって急激に含み損が増える可能性もかなり小さくなります。
スキャルピングのメリット③どんな相場でも使える
スキャルピングは、小さな利幅を狙うトレードなので、レンジ相場でもトレンド相場でもどんな相場でも使える取引手法です。
レンジ相場というのは、チャートに特定の動きがなく、レートが上がったり下がったりしている相場になります。
そのため、「買いポジションでエントリーし、価格が上がったら売り決済、同時に売りポジションでエントリー、価格が下がったら買い決済、同時に買いポジションでエントリー」と、価格の動きに合わせて取引を繰り返し、利益を積み上げることができます。
一方、トレンド相場はチャートの値動きに一定の方向性が認められる状況の相場です。
トレンド相場は、レンジ相場に比べると値動きに方向性があるため、スキャルピングに向かないと思っている人もいます。
しかし、トレンド相場でも一方向に価格が変化し続けるわけではなく、値動きが上下しながら、長期的に見ると一定方向にレートが動いているのが一般的です。
スキャルピングは、値動きの誤差とも言えるレートで十分に利益が出るため、トレンド相場でも問題なくトレードできます。
もし、エントリーしたポジションがトレンドの方向と一致し、含み益がどんどん増える状況なら、スキャルピング→デイトレードに転向して利益を膨らませることも可能です。
スキャルピングは時間軸が短い手法なので、相場を見ながら柔軟に戦略が変えられるのもメリットと言えるでしょう。
スキャルピングのメリット④空いた時間を有効に使える
スキャルピングのメリットは、空いた時間を有効に使ってトレードできることです。
デイトレードやスイングトレードのように、ポジションを一定期間保有する取引手法だと、ポジションを保有している間、ずっと値動きを気にする必要があります。
仕事をしているバイトトレーダーだと、値動きが気になって精神的な影響を受けることや、値動きをスマホでチェックして、本業に影響が出ることも少なくありません。
しかし、ポジションを保有する時間が少ないスキャルピングは、
- 仕事の休憩時間の60分を使って取引
- 寝る前の60分を使って取引
- 早起きして30分だけ取引
など、仕事に差し支えない範囲で取引ができます。
空いた時間で無駄なくスキャルピングできるのは、平日なら24時間いつでも取引できるFXならではの環境とも言えるでしょう。
スキャルピングのメリット⑤損切りに慣れることができる
スキャルピングは、損切りに慣れることができるメリットもあります。
スキャルピングでは、短時間の間に数十回~数百回の取引を繰り返すことも珍しくありません。
当然、すべて勝ち続けられるわけではないため、損切りも踏まえての取引が基本です。
ちなみに、FXで勝てないのは、損切りできない人と言われています。
初心者が大きな損失を出しやすいのは、損切りを嫌うことが理由の一つです。
損切りは負けを認めることになり、損失も確定してしまいます。
ポジションを保有していれば、いつかはレートが反転して含み損が消えることや、含み益に転じる可能性もあるので、損切りせずにポジションを保有したままにしがちです。
実際レートが反転して状況が好転することもありますが、何度も同じ方法が通用するとは限りません。
いつものようにレートが反転するのを待っている間に、含み損がどんどん膨らんでロスカットすることもあります。
ロスカットすると、多くの資金を失うことになりますが、必要証拠金を減らせるハイレバレッジのトレードだと、ロスカット後に残る資金はほとんどありません。
このような状況にならないために、損切りして負けることに慣れることも大事です。
スキャルピングは嫌でも損切りしなければならないので、取引を繰り返す中で自然に損切りが苦にならないメンタルを作ることができます。
ハイレバレッジ×スキャルピングのデメリット
スキャルピングのデメリットは、取引回数が増えることでスプレッド(コスト)が大きくなることです。
FX取引では、取引ごとにスプレッドが発生しますが、海外FX業者はトレーダーが支払うスプレッドが収入源になります。
スプレッドの額は取引回数に関係ないため、取引回数が増えれば増えるほどスプレッドのコストも大きくなります。
たとえば、ドル円の通貨ペアにおける取引1回あたりのスプレッドが1pipsだった場合、1日の取引回数が50回だと1日に50pipsのコストが発生している計算です。
数時間から1日で決済するデイトレードだと、1日の取引回数は1回なので、1日のコストは1pipsになります。
スキャルピングは多くの取引コストが発生するため、スプレッドが狭い海外FX業者や、約定力が高い海外FX業者を選ぶことが大切です。
ハイレバレッジ×スキャルピングのコツ
ハイレバレッジを使ったスキャルピングで勝つためには、注文を入れる通貨ペアの設定や、チャートの設定、損切りの設定なども重要です。
ここでは、海外FXにおけるスキャルピングのコツを解説します。
スキャルピングのコツ①値動きの小さな通貨ペアで取引をする
ハイレバレッジを使ったスキャルピングでは、円・ドル・ユーロなど値動きが小さな基軸通貨同士のペアで取引しましょう。
値動きが安定している通貨ペアはスプレッドが小さいので、取引コストを抑えることができます。
また、レバレッジを使って取引量を増やせるため、値動きが小さくても効率的に利益を増やすことが可能です。
値動きが安定しているので、レートが飛ぶことも少なく、ロスカットのリスクも減らすことができます。
スキャルピングのコツ②時間足は1分足や5分足を使う
スキャルピングでも、基本的に時間足を使ってチャートを見ながら取引を行ないます。
使用する時間足は、1分足~5分足をメインチャートにしましょう。
時間足1分だと、アルゴリズムや需要のフローの関係で、数pipsの程度の範囲だと予測できない動きをするため、5分足も合わせて使用することをおすすめします。
また、スキャルピングはトレンドに左右されない取引ができますが、エントリーするときは4時間足や日足などの時間足も確認してトレンドを確認しましょう。
トレンドを把握した上でエントリーすることで、スキャルピング→デイトレードのように、柔軟に取引方法を変更して利益を増やすことができます。
スキャルピングのコツ③損切りと利確ラインの設定
スキャルピングで大切なのは、損切りラインと利確ラインの設定です。
経験が浅いと「損大利小」で設定する人も多いですが、「損小利大」に設定しないと勝つことはできません。
最初のうちは、利確幅を5~10pipsに設定し、損切りラインを3pips~7pipsくらいに設定すると良いでしょう。
値動きが安定しているときは、利確幅を5pipsに設定し、損切りラインを3pipsに設定し、
値動きが少し大きなときは、利確幅を10pipsに設定し、損切りラインを7pipsに設定するなど、そのときの値動きの状況に合わせて利確幅と損切りラインを調整しましょう。
【スキャルピング】ハイレバレッジのスキャルピング手法で稼ぐコツとメリットデメリットまとめ
このように、空いた時間を使って効率的に利益を増やせるのがスキャルピング手法で、ロスカットのリスクが小さく、初心者にも向いています。
スキャルピングで得られる利益は、数pips~数十pipsと小さいですが、海外FXならではのハイレバレッジを使えば、小さな値幅でも大きな利益が狙えます。
値動きが大きなときは、レバレッジを下げることでリスクも減らせるため、状況に応じてレバレッジを柔軟に変え、リスクを減らしつつ利益を効率的に増やせるのも魅力です。
スキャルピングを制するためには、いかにレバレッジを上手に使えるかどうかがポイントです。
海外FX業者を選ぶときは、より柔軟にレバレッジ調整ができるほど良いので、レバレッジの上限が高い業者をおすすめします。
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最大レバレッジ | ロスカット水準 | ゼロカット | 約定率 |
5000倍 | 20% | 〇 | 99.79% |
最低取引枚数 | ドル円スプレッド | 手数料 | 日本語サポート |
1,000通貨 | 1.2pips | 無料 | 24時間 |
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