メキシコペソは、海外FXで注目されている通貨の1つ。
主にスワップ運用で投資される通貨で、トルコリラや南アフリカランドにも負けない人気通貨です。
今回は、メキシコペソの運用やレバレッジについて詳しく解説します。
もくじ
メキシコペソの金利と特長
メキシコペソは、メキシコで運用されている通貨です。
スワップポイントで注目されているのは、スワップポイントがそこそこ高く、政治的な面から見たときに長期保有しやすいことが理由としてあります。
また、過去10年間の値動きは、メキシコペソ/円のペアで5~8円の値幅です。
ドル/円のペアにおいては、80~120円の値幅で推移しています。
メキシコペソ/円とドル/円では、通貨の価値が下がった場合、どちらの方がFX取引でリスクは大きいでしょうか。
正解は、ドル/円のペアです。
1メキシコペソ8円、1ドル100円だったと仮定した場合、通貨の価値が0円になったとき、メキシコペソなら下落幅は最大8円ですが、ドルだと下落幅は最大100円になります。
通貨の価格が安く、低リスクで運用しやすいこともメキシコペソが注目されている理由です。
メキシコペソでスワップポイント生活はできる?
メキシコペソがスワップ運用で注目されるようになったのは、政策金利の上昇が理由の一つです。
スワップポイントは、通貨ペアの金利差に比例して大きくなります。
メキシコの政策金利は2015年だと3%でしたが、2019年には8%まで上昇しています。
南アフリカランドの政策金利は2019年で6.75%であるため、トルコリラの政策金利に次ぐ金利の高さです。
大きなスワップが狙える通貨であるため、メキシコペソの長期運用でスワップポイント生活も夢ではありません。
新興国通貨の中では値動きが比較的小さいため、レバレッジを使った長期運用にも向いています。
メキシコペソのレバレッジ計算
スワップポイントを効率的に稼ぐためには、レバレッジを使って運用するのがおすすめです。
レバレッジを使うことで、必要証拠金を減らすことや、取引量を増やすことができます。
メキシコペソのスワップ狙いであれば、かけるレバレッジは最大で10倍くらいまでが良いでしょう。
メキシコペソのシミュレーションの条件
- 1万取引量
- スワップ運用で人気の通貨ペア:メキシコペソ/ドル=“0.05ドル(約5円)
- スワップポイント=“1日50円(1年18250円)
- 必要証拠金=5円×1万取引量÷1倍=5万円
2倍、3倍、10倍を使ったときのスワップポイントのシミュレーションをしてみます。
レバレッジ2倍
必要証拠金を減らす場合
2倍・1万取引量で運用する場合、必要証拠金は、
5円×1万取引量÷2倍=25000円
です。25000円の元手で、1日50円のスワップ狙いができます。
取引量を増やす場合
- 取引量2万
- 1日あたりのスワップポイントは50円×2倍=100円
- 1年間あたりのスワップポイントは18250×2倍=36500円
となり、5万円の証拠金で年間36500円の利益が狙えます。
レバレッジ3倍
必要証拠金を減らす場合
3倍・1万取引量で運用する場合、必要証拠金は、
5円×1万取引量÷3倍=16667円
です。16667円の元手で、1日50円(1年18250円)のスワップ狙いができます。
取引量を増やす場合
- 取引量3万
- 1日あたりのスワップポイントは50円×3倍=150円
- 1年間あたりのスワップポイントは18250×3倍=54750円
となり、5万円の証拠金で年間54750円の利益が狙えます。
5万円の資金でスタートし、1年間運用するとリターンが100%になる計算です。
レバレッジ10倍
必要証拠金を減らす場合
10倍・1万取引量で運用する場合、必要証拠金は、
5円×1万取引量÷10倍=5000円
です。5000円の元手で、1日50円(1年18250円)のスワップ狙いができます。
取引量を増やす場合
- 取引量10万
- 1日あたりのスワップポイントは50円×10倍=500円
- 1年間あたりのスワップポイントは18250×10倍=182500円
となり、5万円の証拠金で年間182500円の利益が狙えます。
1年間の運用でリターンは300%を超える計算です。
メキシコペソのスワップ積立で知っておくべきこと
スワップ運用で人気のメキシコペソですが、運用にはいくつか注意する点もあります。
値動きが大きな通貨ペアなので、急激な値動きに伴うリスクも覚えておきましょう。
ここでは、メキシコペソのスワップ積立を検討している人が知っておきたい3つのことを紹介します。
ロスカットに注意
メキシコペソはレートが飛びやすい通貨なので、大きな値動きに伴うロスカットに注意が必要です。
ロスカットのラインは、「必要証拠金×証拠金維持率」で計算できます。
高いレバレッジを使うと、それだけ必要証拠金も減るため、ロスカットした後に残る資金も減ります。
必要証拠金を下回らないようにするためにも、有効証拠金を多く用意しておくことが大事です。
まとめ
メキシコペソは値動きが大きい通貨なので、急激にレートが飛んだときに追証の発生が無視できません。
追証は、ロスカットが間に合わず、ロスカットのラインを大幅に超えてしまって約定した場合に、口座の残高が0円を下回った分が追証請求されるシステムです。
しかし、ゼロカットがある海外FX業者なら、0円を下回った分は請求されません。
どれだけ大きな値動きが発生しても、口座の残高がマイナスになることはないのです。
海外FX業者の中にもゼロカットがない業者もあるので、レバレッジを使ってメキシコペソのスワップ積立をするならゼロカットがある業者選びをしましょう。
ちなみに、GEMFOREXならゼロカットシステムがあるので、安心して取引が行えるのでおすすめです。
筆者がおすすめする人気海外FXFX業者GEMFOREX

GEMFOREXの詳細 | |
---|---|
オススメ度 | ★★★★★ |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカット | 〇 |
約定率 | 99.99%が0.78秒以内に執行 |
最低取引枚数 | 1,000通貨 |
ドル円スプレッド | 1.2pips~ |
手数料 | 無料 |
日本語サポート | 電話・メール・ライブチャット |
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