iFOREXは、最大で400倍のレバレッジを使ってトレードできる人気海外FX業者です。
1996年に設立した老舗の海外FX業者で、過去から現在にかけて海外FX業者でトップクラスのブローカーとして高い評価を得てきました。
日本人トレーダーにも絶大な支持を得ており、iFOREXでハイレバトレードするトレーダーには「アイフォ戦士」という愛称もあります。
アイフォ戦士として稼ぐためにも、iFOREXのレバレッジの特徴やルール、制限について正しく理解しましょう。
Contents
iFOREXの口座タイプと最大レバレッジについて
海外FX業者の多くは複数の口座タイプを用意していますが、iFOREXで用意されている口座タイプは通常口座の1種類のみとなっています。
通常口座 | |
最大レバレッジ | 400倍 |
ドル円のスプレッド | 0.7pips~ |
取引手数料 | 無料 |
最小取引量 | 1000通貨 |
最大取引量 | 500万通貨 |
最低入金額 | 1万円 |
プラットフォーム | FXnet Viewer |
iFOREXの通常口座は最大400倍レバレッジが使えて取引手数料が無料の口座です。
MT4/MT5に非対応で使用するプラットフォームは独自サービスの“FXnet Viewer”です。
最低入金額は1万円と少し高めですが、スプレッドは0.7pips~とかなり狭くなっています。
レバレッジや取引量は平均的ですが、取引コストはかなり小さい業者と言えます。
口座タイプが少ないので口座選びをする必要がなく、シンプルで分かりやすいのもiFOREXが支持されている理由の1つです。
マイナー通貨のレバレッジ制限がある
iFOREXの最大レバレッジは主要通貨であり、マイナー通貨になると制限がかかります。
通貨ペア | 最大レバレッジ |
ドル/人民元 | 20倍 |
ユーロ/インドルピー | 25倍 |
ドル/チリペソ | 50倍 |
ドル/ルーブル | 50倍 |
スイス/トルコリラ | 200倍 |
トルコリラ/円 | 200倍 |
ポンド/トルコリラ | 200倍 |
このようにマイナー通貨は20倍~200倍に制限されます。
これらの通貨ペアは値動きが大きくハイレバトレードはリスクが高く不向きです。
400倍を使って取引するなら、ドル、円、ユーロ、オーストラリアドル、ポンドなど取引量が多い通貨同士のペアを選びましょう。
iFOREXと他の海外FX業者のレバレッジを比較
以下の表は、iFOREXと他の海外FX業者の最大レバレッジを比較した表です。
最大レバレッジ | 口座残高による制限 | 制限後のレバレッジ | |
iFOREX | 400倍 | なし | 400倍 |
GEMFOREX | 1000倍 | 200万円以上 | 500倍 |
XM | 888倍 | ・200万円以上 ・1000万円以上 | 100~200倍 |
AXIORY | 400倍 | ・1000万円以上 ・2000万円以上 | 200~300倍 |
HOTFOREX | 1000倍 | 3000万円以上 | 75倍 |
Tradeview | 500倍 | 1000万円以上 | 100倍 |
Miltonmarkets | 1000倍 | ・10万円以上 ・100万円以上 | 200~500倍 |
海外FXは大きな利益を得て一気に口座残高が増えることも少なくないため、海外FX業者のレバレッジを比較する場合は口座残高によるレバレッジ比較も重要になります。
iFOREXのレバレッジトレードはロスカットしにくく追証もない
iFOREXのロスカット水準は証拠金維持率0%なので、自分の資金がすべて無くなるまでロスカットしません。
ロスカットの水準は業者によって変わりますが、だいたい証拠金維持率20%~100%に設定されています。
証拠金維持率0%というロスカット水準は他になく、レバレッジトレードにおいてiFOREXはもっともロスカットしにくい業者と言えるでしょう。
さらに追証なしのゼロカットシステムがあるので、ロスカットが間に合わずにマイナス残高になっても借金の返済は必要ありません。
口座残高がマイナスになると自動的にゼロカットシステムが執行されるので、トレーダーがiFOREXに申請する必要がないので戸惑うこともありません。
証拠金ギリギリの取引ができて、なおかつ借金の心配をしなくていいのがiFOREXの最大のメリットと言えます。
iFOREXのレバレッジトレードで注意すること
最大400倍が魅力のiFOREXですが、ハイレバトレードを行う場合は以下の2点に注意する必要があります。
それぞれの注意点について解説します。
レバレッジ&スキャルピングができない
iFOREXは、スキャルピングが禁止されているため、ハイレバレッジを使った短期売買ができません。
ちなみに、iFOREXが定義しているスキャルピングとは、「1日10回から数百に及ぶ取引」になります。
1日10以上の取引をするとスキャルピングと見なされますが、短期売買でも10回を超えない取引なら問題ありません。
iFOREXのスキャルピング禁止ルールを知らないトレーダーは多く、ネットの書き込みでもiFOREXでスキャルピングしているトレーダーの書き込みは多数あります。
ペナルティを受けたという声も少ないので、厳しく取り締まっているわけではないものの、公式で禁止されている以上は控えましょう。
レバレッジ&EAを使った自動売買ができない
iFOREXはスプレッドの狭さなど自動売買に最適な取引環境が揃っていますが、MT4/MT5のプラットフォームが使えないため、EAを使った自動売買ができません。
iFOREXで使用しているプラットフォーム「FXnet Viewer」に関しても、自動売買の機能は搭載されておらず、公式サイトの規約にも自動売買は禁止する旨の記載があります。
レバレッジを使ってEAの自動売買取引がしたい場合は、MT4やMT5に対応している海外FX業者を選びましょう。
iFOREXを裁量取引用の専用口座にして、他の海外FX業者の口座を自動売買口座にするなど口座を使い分けるのもよいでしょう。
iFOREXのレバレッジトレードでおすすめの手法
iFOREXのレバレッジを使ったトレードでおすすめの手法は「デイトレード」です。
デイトレードは1日に数回程度の取引を行い、ポジションを翌日に持ち越さない手法になります。
デイトレードは為替変動の影響を受けにくく、その日で取引を完結させるため寝ている間にレートが大きく変わってしまうこともありません。
ドル円やユーロドルなど、価格の変動が小さい通貨ペアなら400倍のフルレバのデイトレードで大きな利益が狙えます。
ちなみに「アイフォ戦士」と呼ばれるのは、400倍×1日10回未満のスキャルピングを行う人達です。
デイトレードに慣れたら、アイフォ戦士のようなトレードを行ってみるのもよいでしょう。
まとめ
最大400倍のレバレッジが使えて口座残高による制限がないのは魅力です。
スキャルピングや自動売買などが禁止されているという弱点はあるものの、狭いスプレッドやロスカットしにくいなど、ハイレバを使ったトレード環境が充実しています。
通貨ペアやCFD銘柄によっては制限がかかるので注意して取引をしましょう。
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