海外FXで源泉徴収を受けているトレーダーの年収と確定申告の必要性

海外FXで源泉徴収を受けているトレーダーの年収と確定申告の必要性

海外FXで発生した所得には、税金がかかります。

フリーランスや個人事業主だけでなく、会社勤めで源泉徴収を受けているサラリーマンやフリーターも、確定申告して納税しなければなりません。

本来、給料やバイト代などは、給料から税金が差し引かれており、税金の過不足分は年末調整が行なわれるため、個人的に確定申告する必要はありません。

しかし、海外FXの所得は、自分自身が管理して税金を納める必要があります。

確定申告の経験がない人や、年末調整をしてもらっている人だと、わからないことも多いのではないでしょうか?

今回は、会社に勤めている人が知っておきたい“税金のルール”や“源泉徴収”について解説します。

源泉徴収とは?

そもそも、源泉徴収というのは、会社が従業員に給料の支払いをする際、事前に所得税などの税金を差し引いて給料を渡す制度です。

源泉徴収があれば、従業員は税金の管理を行う必要がありません。

日本の所得税は、申告納税方式が取られているため、本来は自分で税金の計算を行い、確定申告をして税金を支払うルールがあります。

ただし、実際にすべての国民が所得税の申告を行うと、税務署も対応できなくなるため、会社が従業員の所得税の申告を代わりに行なうわけです。

税金は、1月1日から12月31日までの所得を、翌年の2月中旬から3月中旬の間に確定申告して納める所得税の計算をします。

源泉徴収をしている会社は、すべての年間所得が分からないタイミングから、所得税を月々の給料から差し引いているため、場合によっては“払い過ぎていたり”、“払い足りなかったり”します。

そのため、一年の最後に年末調整をして所得税の過不足分を計算するのです。

海外FXの所得は源泉徴収を受けられる?

海外FXは、海外FX業者で口座の開設を行い取引するため、中には「海外FX業者が源泉徴収してくれるんじゃないの?」と思う人もいるのではないでしょうか。

基本的に源泉徴収の義務があるのは従業員と雇用関係にある会社です。

海外FXでは、業者にお金を預けて管理してもらいますが、雇用関係にはないため、業者が源泉徴収する義務はありません。

100万円の利益が出ても、1000万円の利益が出ても、すべての税金管理は自分自身で行う必要があります

海外FXに限らず、国内FXや他の投資にも共通していえることです。

銀行にお金を預けて多額の利子がついたとしても、そのお金を銀行は源泉徴収しませんよね。

例外として、会社の事業としてFXをしていると、会社が源泉徴収するため、確定申告する必要は無くなります。

海外FXを仕事として行っているのは、金融機関の為替ディーラーやFXディーラーなどです。

ただし、この場合はFXで儲けたお金がそのまま懐に入るのではなく、会社が月々の給料として渡すため勝っても自分の利益に直結はしません

源泉徴収を受けているトレーダーの年収と確定申告の必要性

会社に勤めて源泉徴収を受けながら、FXもしている副業トレーダーはたくさんいます。

源泉徴収を受けてなくても受けていても、納税の義務が生じるのは共通していますが、確定申告の条件は以下のように多少変わります。

  • 源泉徴収を受けている副業トレーダー:年間20万円以上の所得で確定申告が必要
  • 源泉徴収を受けていないトレーダー:年間38万円以上の所得で確定申告が必要

たとえば、年間会社から300万円の給料を受け取っている副業トレーダーが、海外FXで年間15万円の利益を出しても、海外FXの確定申告は必要ありません。

一方で、年間会社から100万円の受け取っている副業トレーダーが、海外FXで年間30万円の利益を出すと海外FXの確定申告が必要です。

海外FXの税制度

国内FXで確定申告の経験があっても、海外FXになると税制度が異なるので注意しましょう。

以下の表は、国内FXと海外FXの税制度についてまとめています。

項目国内FX海外FX
所得区分雑所得雑所得
税制度申告分離課税総合課税
税率20.315%累進課税

申告分離課税では、どれだけ稼いでも税率は20.315%です。

一方、総合課税を導入している海外FXは年間所得に応じて税率が変わります。

[累進課税の税率について]
年間所得税率控除額
195万円以下15%なし
195万円~330万円以下20%97500円
330万円~695万円以下30%427500円
695万円~900万円以下33%636000円
900万円~1800万円以下43%1536000円
1800万円~4000万円以下50%2796000円
4000万円以上55%4796000円

このように、年間所得が高くなるほど税率も上がる関係性があります。

ただし、所得から一定額が控除される関係で、「年間420万円までの所得」なら海外FXの税金の方がお得です。

給料と雑所得は区分が異なるため、源泉徴収されてなくても給料の支払いを受けているなら、海外FXの所得と給料は別々に確定申告をします。

国内FXの税区分と海外FXの税区分も異なるため、国内FXと海外FXの両方をしていても損益合算はできません。

ただし、同じ総合課税の雑所得同士なら損益合算できます。

以下のような条件だと、確定申告はどのようになるでしょうか?

(例)

  • 源泉徴収を受けている給料が年間300万円
  • 国内FXの年間所得100万円
  • 海外FX業者Aの年間所得200万円
  • 海外FX業者Bの年間所得-150万円

まず、源泉徴収を受けている年間300万円の給料については、会社が代わりに確定申告をしてくれるので手続きは不要です。

海外FX業者Aの年間所得と海外FX業者Bの年間所得は、同じ税区分になるので損益合算できます。

損益合算すると、「200万円-150万円=50万円」となるため、総合課税の雑所得の確定申告が必要です。

海外FX業者と国内FX業者の税区分は異なるため、それぞれの損益は合算できません。

それぞれの所得に対して確定申告が必要となり、それぞれの税金を合算して納めなければなりません。

海外FXの確定申告に源泉徴収票は必要?

海外FXの所得を確定申告する場合、源泉徴収を受けている人は、会社で発行してもらう源泉徴収票の用意が必要になります。

源泉徴収票は、年末調整を行ったあとに発行されるもので、多くの会社は12月の給料明細と一緒に渡しています。

「源泉徴収票を受け取っていない!」という人もいるかもしれませんが、以下のような原因が考えられます。

  • 請負や業務委託で仕事をした
  • 雇用関係にない

などです。

業務委託はフリーランスの形態として多いですが、業務委託は雇用関係ではないため、源泉徴収も行っておらず、源泉徴収票の受け取りもできません。

また、仕事をしてお金を受け取っても、支払い主と雇用関係になければ源泉徴収票はありません。

雇用関係というのは、労働者が会社に対して労働に従事することを約束し、会社が労働に対して給料を払うという契約が法的に行なわれている関係です。

雇用関係がある会社は、従業員に対して法的に源泉徴収票を発行する義務があります。

もし届いてないという場合は、会社に確認してみましょう。

源泉徴収票を再発行してもらう場合は、会社から再発行の理由を聞かれることを覚悟しておきましょう。

海外FXが会社の副業規定に反していると、FX取引がバレてしまってペナルティを受ける可能性があります。

また、再発行の手続きをしてから、手元に源泉徴収票が届くまでには時間がかかるため、早めに手続きを行いましょう。

確定申告の期間中に間に合わない場合は、書類提出が後になることを書面や電話で伝えておくと安心です。

海外FXの税金を非課税にするコツ

確定申告の経験がないと、確定申告が複雑に感じたり、源泉徴収票を用意するのが面倒に感じたりするものです。

年間に数百万円、数千万円の利益が出たら、税理士など専門家に依頼するのも選択肢としてありますが、所得が少ないうちは専門家を入れると、自分の取り分が無くなってしまいます。

年間の利益が少ない間は、控除制度や経費を使って非課税にする方法もあります。

そもそも、海外FXで納税が必要になるのは、年間の“利益”ではなく“所得”です。

利益は単純に取引で受け取ったお金ですが、所得は利益から経費や控除を差し引いた収入になります。

つまり、年間の利益が100万円あっても、経費や控除を差し引いた所得が20万円未満なら確定申告をして税金を納める必要が無くなるわけです。

海外FXでは、取引にかかった費用をすべて経費として計上できます。

たとえば、

  • 海外FXの勉強用の書籍
  • 海外FXセミナー費用や会場までの交通費
  • 自動売買取引に使用するEA
  • 自動売買取引に使用する有料VPS
  • 取引に使用しているパソコンの購入費や維持費
  • 通信費

なども、すべて経費にできます。

控除については、

  • 医療費控除
  • 社会保険控除
  • 配偶者控除
  • 扶養控除

などがあります。

いずれも確定申告のときに、自分自身で経費や控除の申告をしなければなりません

納めるべき税金があるにも関わらず、納めずに放置するのは“脱税”です。

ペナルティで税金が増えるだけでなく、悪質な場合は刑事罰の対象になります。

源泉徴収票を受けていると確定申告の経験も少ないと思いますが、FX取引をする以上、きちんと納税のルールを知って税金を納めましょう。

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