ドルペッグ制度とは!?メリットデメリットと通貨バスケットとの違い

ドルペッグ制度とは!?メリットデメリットと通貨バスケットとの違い

海外FXトレードで知っておきたい言葉の1つがドルペッグ制度

世界の基軸通貨はアメリカで発行されている“ドル”ですが、ドルの動きを自国通貨の動きに合わせる制度がドルペッグ制度になります。

今回は、ドルペッグの仕組みや、メリット・デメリット、FXトレードとの関係について見ていきましょう。

ドルペッグとは?

ドルペッグは、自分の国の通貨をアメリカドルの動きに連動させる制度です。

“ペッグ”という単語には、打ち付けるという意味が含まれていますが、自分の国の通貨をドルで打ち付けて固定することが由来になっています。

ドルペッグ制は、経済基盤が弱い国や、政情が安定してない国、新興国で主に取り入れられています。

“ペッグ制”や“固定相場制”も、同じドルペッグ制です。

ドルペッグを採用している国

アジア諸国でドルペッグ制を導入しているのは、

  • 香港ドル
  • 人民元

などが有名です。

ただし、人民元については2005年に管理フロート制を導入してから、完全なドルペッグ制ではなくなりつつあります。

管理フロート制は、自国の通貨の変動幅を固定して、その範囲内で各国の通貨が自由に取引される制度です。

香港ドルのペッグ制も廃止の噂が流れていますが、公式にはペッグ制を継続する意志を示しています。

1990年代頃はドルペッグ制を導入していた国が多くありましたが、現在はドルペッグ制を導入する国は減りつつあります。

1995年にアメリカが強いドル施策を打ち出したことによって、自国の経済力がドルの値動きについていくことができず、ドルペッグ制から離脱する動きが見られるようになりました。

タイバーツを発行していたタイもドルペッグ制を廃止した国の一つです。

新興国においても、台湾のように最初からドルペッグ制を導入してないところもあります。

ドルペッグ制と通貨バスケットの違い

ドルペッグ制がドルの値動きと自国の通貨の動きが紐づいているのに対し、通貨バスケットは複数の通貨と自国の通貨の値動きが紐づいています。

複数の通貨レートとの平均値と連動させる通貨制度で、ロシアや中国、マレーシア、シンガポールなどの国が採用しています。

1つの通貨の動きに依存しないメリットがある一方で、デメリットは通貨の構成比の計算や市場介入が複雑なところです。

中国のように、ドルペッグ制から通貨バスケット制に移行するケースもあります。

ドルペッグ制のメリット

ドルペッグ制のメリットは、自国通貨の為替変動リスクが抑えられることで、他国からの自国通貨に対する信頼性が上がることです。

安定通貨のドルと同じ値動きをするため、トレーダーが投資しやすく資金を集めやすいメリットもあります。

自国通貨がそれほど多くない新興国がドルペッグ制を採用するのは、海外からの資金を多く引き込みやすくするためです。

ドルペッグ制のデメリット

ドルペッグ制は、アメリカの金融施策の影響をダイレクトに受けることです。

ドルペッグ制は、導入している国が勝手に自国の通貨をドルの値動きに連動させているため、アメリカはドルペッグ制を導入している国の経済事情に対して配慮しません。

そのため、アメリカの景気が良くなると、ドルペッグ制を採用している国は、自国の経済状態が悪くても、ドルの動きに合わせて金利引き上げや通貨高が進んでしまいます

自国がインフレ状態になっていて経済が活発になっていても、アメリカの経済が低調で金利が下がるようであれば、自国の景気にブレーキをかける形になってしまいます。

過去には“アジア通貨危機”と言って、ドル高が進んだことによってドルペッグ制を維持できなくなった国が経済危機に陥ったこともありました。

ドルペッグ制の未来

ドルペッグ制を導入している国は多くありますが、廃止の動きを見せる国は少なくありません。

ドルペッグ制を導入している以上、その国の通貨は自国の経済状況と大きくかけ離れます

アメリカの経済が好調で、なおかつ自国の経済も好調であれば、ドルペッグ制を導入するメリットは大きいと言えるでしょう。

しかし、アメリカの経済状況と自国の経済状況が真逆になってしまうと、ドルペッグ制のメリットは無くなります。

アジア通貨危機が起こった歴史からも分かるように、目まぐるしく変化する世界経済の潮流においてドルペッグ制を維持し続けるのは困難です。

一方、タイはドルペッグ制の廃止から為替変動制に移行する際、為替相場が50%も下落しました。

ドルペッグ制は、継続しても廃止しても一定のリスクを伴うことになります。

ドルペッグ制とFX

FXトレードにおいて、ドルペッグ制を導入している国の通貨で取引する機会は多くありません。

ドルと同じような値動きをするため、ドルペッグ制を導入している通貨にわざわざ注文を入れるメリットも少ないでしょう。

しかし、投資をする通貨を発行する国が、どんな通貨制度を導入しているのか知ることは大切です。

国が採用している通貨制度や経済状況を把握してFXトレードをしましょう。

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