レバレッジ500倍は稼げる?必要証拠金の計算方法とトレード手法

2023.11.16


・レバレッジ500倍はどんなトレード手法が適している?
・危険性はない?
・どれくらい稼げるの?

海外FXでレバレッジ500倍を使ってみたいけど、リターンやリスクが気になるという方もいるでしょう。

レバレッジ500倍で取引するなら、レバレッジの効果や危険性を知っていないと大損します。

海外FX歴10年以上の筆者は、500倍を超えるレバレッジを使って月に100万円以上の利益を出した実績があります。

この記事は、レバレッジ500倍のおすすめトレード手法や利益のシミュレーション、リスクやデメリットなどをまとめています。

実際に稼いだ手法を紹介するので、初心者も稼ぐためのコツが分かります。

レバレッジ500倍におすすめトレード手法は超短期スキャルピング

それでは詳しく解説していきます。

この記事のポイント

レバレッジ500倍の取引は稼げます。

おすすめトレード手法は超短期スキャルピング。

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レバレッジ500倍のおすすめトレード手法

レバレッジ500倍のおすすめトレード手法は超短期スキャルピング

超短期スキャルピングは、為替変動のリスクに強いことや短期集中でまとまった利益を狙える手法になります。

ここでは、

  • 超短期スキャルピングとは
  • 超短期スキャルピングに最適の通貨ペア
  • 超短期スキャルピングを行うタイミング
  • どれくらい儲かる?(シミュレーション)

について詳しく解説していきます。

超短期スキャルピングとは

超短期スキャルピングとは、1分以内の間隔で取引を繰り返すトレード手法です。

通常のスキャルピングが数分から数十分間隔ですから、それよりも短い間隔で取引を行っていきます。

1回の取引で狙う利幅はせいぜい5pipsまでです。

超短期スキャルピングは為替変動に巻き込まれにくいことや、短い時間で多くの利益を出せるメリットがあります。

超短期スキャルピングに最適の通貨ペア

超短期スキャルピングに最適なのは、ドル円やユーロドルなどの基軸通貨ペアです。

レバレッジ500倍だと少しの値動きでも大きな損益になるため、できるだけ値動きが安定している通貨ペアを選ぶのがポイントになります。

また、数pipsの利益を取りにいくスキャルピングはスプレッドの狭さも重要です。

スプレッドが小さい基軸通貨ペアはスキャルピングに最適と言えます。

超短期スキャルピングを行うタイミング

超短期スキャルピングを行うタイミングは、市場が落ち着いている日中から夜中にかけてです。

レートの動きが大きくなる以下のタイミングはおすすめしません。
・流動性が低下する早朝
・レートが大きく動く経済指標発表前後
・市場参加者が少なくなるクリスマス、ゴールデンウイーク

また、休日に向けてポジション調整が行われる金曜は他の曜日に比べて値動きが起こりやすいため注意してください。

どれくらい儲かる?(シミュレーション)

レバレッジ500倍の超短期スキャルピングでどれくらい儲かるのかシミュレーションしてみましょう。

なお、超短期スキャルピングにはさまざまな手法があります。

初心者は、以下のような流れでトレンドフォローすることをおすすめします。

  1. 日足、4時間足で大まかなトレンドを把握
  2. 1分、5分足を使ってトレンドフォロー
  3. 移動平均線、陽線、陰線などからエントリーポイントを判断
<条件>
・取引資金:1万円
・取引通貨:ドル円
・通貨価格:1ドル100円
・レバレッジ:500倍
・取引量:1万通貨
・利幅:5pips
・損切り:3pips
・1pipsの損益:100円
・取引回数:1日30回
・勝率:60%

この条件で超短期スキャルピングを行った場合の1日・1ヵ月あたりの利益は次の通りです。

<1日の利益>
・利確:5pips(500円)×18回=9,000円
・損失:3pips(300円)×12回=3,600円
・1日あたりの利益:5,400円
<1カ月の利益>
5,400×1ヵ月(取引日数:20日)=108,000円

レバレッジ500倍を使って超短期スキャルピングを行うと、1万円の資金で1ヵ月に10万円以上の利益が期待できます。

レバレッジ500倍の証拠金計算方法

証拠金には有効証拠金と必要証拠金の2つがあります。

また有効証拠金と必要証拠金からロスカットの基準となる証拠金維持率が求められます。

500倍レバレッジで取引を行うときは証拠金管理が重要です。

ここでは、レバレッジ500倍の証拠金計算方法を解説します。

  • 有効証拠金と必要証拠金
  • 証拠金維持率の計算式
  • 証拠金維持率とロスカットの関係

それでは詳しく見ていきましょう。

有効証拠金と必要証拠金

FXの証拠金には、有効証拠金と有効証拠金の2つがあります。

それぞれの違いは以下のようにイメージしてください。

  • 有効証拠金:FXに使える総資金
  • 必要証拠金:FXするために必要な資金

有効証拠金は、口座残高にポジションの損益を加えて求めることができます。

必要証拠金の計算式は次の通りです。
「通貨の価格×取引量÷レバレッジ」

以下の条件をもとに有効証拠金と必要証拠金を求めましょう。

<条件>
・口座残高:10万円
・保有ポジションA:+2万円
・保有ポジションB:-1万円
・取引量:1万通貨
・取引通貨価格:1ドル120円
・レバレッジ:500倍
「有効証拠金」
口座残高の10万円+ポジションAの2万円-ポジションBの1万円=11万円
「必要証拠金」
120円×1万通貨÷レバレッジ500倍=2,400円

有効証拠金は11万円、必要証拠金は2,400円になります。

証拠金維持率の計算式

有効証拠金と必要証拠金が分かれば、以下の計算式で証拠金維持率が求められます。

「有効証拠金÷必要証拠金×100%」

先ほどの有効証拠金と必要証拠金を計算式に当てはめてみましょう。

「11万円÷2,400円×100倍=証拠金維持率4583%」

証拠金維持率は資金管理の指標になります。

レバレッジ500倍で取引するなら、証拠金維持率は最低でも500%を超えるように調整しましょう。

証拠金維持率とロスカットの関係

証拠金維持率はロスカットの判断基準にも使われています。

業者によってロスカットの水準は異なります。

海外FX業者であれば、証拠金維持率が20%~100%を下回るとロスカットです。

ロスカットの水準が低いほど、大きな含み損に耐えられます。

レバレッジ500倍の超短期スキャルピングを行うなら、ロスカットの水準が証拠金維持率20%以下に設定されている業者がおすすめ。

レバレッジ500倍だと1pipsでどのくらい稼げる?

レバレッジ500倍で取引を行う場合、1pipsの利益は取引量によって異なります。

レバレッジ500倍と1pipsの利益の関係を以下の順番で紹介します。

  • 1pipsとは
  • レバレッジ500倍と1pipsの関係
  • レバレッジ500倍と1pipsで稼ぐ利益の目安表
  • レバレッジ500倍を使って1日1pipsを目標に複利運用で稼ぐ

それでは1つずつ解説していきます。

1pipsとは

そもそも1pipsとは、FXに使用される通貨の値幅を表す最小単位です。

1pipsがいくらを表しているかどうかは通貨ペアによって異なります。

たとえば、ドル円やユーロ円のように円が絡む通貨ペアについては以下の通りです。

・1pips=0,01円(1銭)
・10pips=0.1円(10銭)
・100pips=1円(100銭)

ユーロドルやポンドドルなど円以外の通貨ペアについては以下の通りです。

・1pips=0.0001ドル(0.01セント)
・10pips=0.001ドル(0.1セント)
・100pips=0.01ドル(1セント)

pipsはスプレッドや損益の目安として使われるので覚えておきましょう。

レバレッジ500倍と1pipsの関係


レバレッジ500倍を使っても1pipsが500pipsになるわけではありません。
pipsは値幅を表す単位ですから、レバレッジを使っても1pipsは1pipsのままです。

ただし、1pipsあたりの損益はレバレッジを使うと大きく変わります。

たとえば、1ドル100円の通貨で1,000通貨の取引を行うとします。
1,000通貨の1pipsあたりの損益は±10円です。

それではレバレッジ500倍を使って1,000通貨を50万通貨に増やすとどうでしょうか?

50万通貨の1pipsあたりの損益は±5,000円です。
1pipsあたりの損益が500倍になっているのが分かりますね。

1pipsの損益は、取引量に応じて変化すると覚えておきましょう。

レバレッジ500倍と1pipsで稼ぐ利益の目安表


レバレッジ500倍と1pipsで稼ぐ利益は、有効証拠金によって大きく変わります。

以下の表は、有効証拠金とレバレッジ500倍と1pipsあたりの利益の早見表です。

<条件>
・1ドル100円で計算
・レバレッジ500倍で計算
・証拠金維持率100%になるように計算
有効証拠金
(取引資金)
レバレッジ500倍の
最大取引量
1pipsの利益
1万円 5万通貨 500円
3万円 15万通貨 1,500円
5万円 25万通貨 2,500円
10万円 50万通貨 5,000円
50万円 250万通貨 25,000円
100万円 500万通貨 50,000円

1万円が元手なら1pipsあたり500円、5万円が元手なら1pipsあたり2,500円が利益の目安になります。

レバレッジ500倍を使って1日1pipsを目標に複利運用で稼ぐ


複利運用とは、FXで稼いだ資金を有効証拠金に回す運用方法です。
取引ごとに有効証拠金を増やせるため、取引量を増やして効率的に稼げます。

以下の条件をもとに複利運用した場合、1カ月にどれくらい稼げるのかシミュレーションしてみましょう。

<条件>
・取引通貨:ドル円
・通貨価格:114.93円
・取引資金:10万円
・1日の利益:1pips
日数 獲得利益 資金
1日 4,300円 104,300円
5日 5,100円 123.500円
10日 6,300円 152,500円
15日 7,800円 188,500円
20日(1ヵ月) 9,700円 233,100円


1日1pipsの利確でも、レバレッジ500倍と複利運用で1ヵ月に資金を2倍以上に増やすことができます。

レバレッジ500倍は危険?


レバレッジ500倍は危険ではありません。
まず、レバレッジ500倍が使えるのは海外FX業者のみ。

海外FXは国内FXと違い、追証なしのゼロカットシステムがあるので借金のリスクがありません。

さらに1,000円や1万円の資金でも大きな取引ができるため、少額資金で運用すれば損失が出てもダメージは最小限です。

たとえば、1ドル100円の通貨で1,000通貨の取引を行うためには10万円の資金が必要です。
レバレッジ500倍を使ったら2,000円の資金で1,000通貨の取引ができます。

レバレッジを使わずに全額負けたら10万円の損失、レバレッジ500倍を使って全額負けたら2,000円の損失。
負けたときの最大損失額が少ないレバレッジ500倍の方が危険性は低いと言えます。

レバレッジ500倍のメリット

・取引量を500倍に増やせる
・必要証拠金を500分の1に減らせる
・少額資金でも大きな利益が狙える

レバレッジ500倍のメリットは、少ない資金で大きな取引ができることです。
1,000円の資金でも50万円分の取引、10.000円の資金でも500万円分の取引ができます。




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レバレッジ500倍のデメリット

・ロスカットのリスクが高い
・負けたときの損失が大きい


レバレッジ500倍のデメリットは、ロスカットのリスクが高いことです。
レバレッジ500倍で証拠金ギリギリのポジションを保有した場合、現在価格から0.2%以下動くだけで有効証拠金がマイナスになります。

たとえば、1ドル100円の通貨を購入した場合、1ドル99.8円になったら有効証拠金は0円です。
ロスカットのリスクが高いということは、負けたときの損失が大きいとも言えます。

レバレッジ500倍でどれくらいのスワップポイントが稼げるかシミュレーション


それでは、XMのレバレッジ500倍でどれくらいのスワップポイントが稼げるかシミュレーションしてみましょう。

<条件>
・初期資金:20万円
・取引通貨:ドル円
・取引価格:1ドル120円
・レバレッジ:500倍
・買いポジション:50万通貨
・売りポジション:50万通貨
・1日あたりの買いスワップ:105円
・1日あたりの売りスワップ:140円


1日あたりのスワップ利益は245円になります。
さらに1カ月運用すると7,350円、1年運用すると88,200円になります。

両建てなので為替変動のリスクがなく安心して運用できます。

ただし、両建てでもスプレッドの広がりなどでロスカットするケースがあるので、証拠金維持率が500%以上になるように資金に余裕を持たせて運用することをおすすめします。

レバレッジ500倍に関するよくある質問


ここでは、レバレッジ500倍に関するよくある質問をまとめています。

レバレッジ500倍のおすすめトレード手法は何ですか?


超短期スキャルピングです。
FX初心者はトレンドフォローで取引することをおすすめします。

レバレッジ500倍の必要証拠金と証拠金維持率はどれくらいですか?


レバレッジ500倍の必要証拠金は「通貨価格×取引量÷レバレッジ(500倍)」で計算できます。
証拠金維持率は、「有効証拠金(取引資金)÷必要証拠金×100%」で求められます。

レバレッジ500倍だと1pipsでどれくらい稼げますか?


1万円を元手に取引するなら1pips:500円
10万円を元手にするなら1pips:5,000円ほど稼げます。

レバレッジ500倍は危険ですか?


危険ではありません。
ゼロカットがある海外FXには借金のリスクがありません。

また500倍レバレッジを使うと必要証拠金を500分の1に減らせるため、少ない資金で取引できることから負けたときの損失も少なくて済みます。

レバレッジ500倍のメリットはなんですか?


取引量を500倍に増やせること、必要証拠金を500分の1に減らせることです。
少ない資金で大きな取引に挑戦できるのが500倍レバレッジの魅力と言えます。

レバレッジ500倍のデメリットはなんですか?


ロスカットしやすいことです。
現在価格の0.2%以下の値動きが発生すると有効証拠金がマイナスになります。

まとめ:レバレッジ500倍について


レバレッジ500倍でおすすめのトレード手法は超短期スキャルピング
ドル円やユーロドルなどの通貨ペアで値動きが安定しているタイミングを狙いましょう。

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