レバレッジ10倍について解説します。
国内・海外を問わずFXトレードで人気のレバレッジが10倍です。
10倍トレードなら、資産が増えていくFXの醍醐味を十分に感じることができて、なおかつハイレバ勝負のようなリスクを避けた安全な運用が可能です。
人気のレバレッジのひとつである10倍トレードの特徴やテクニックを紹介していきましょう。
Contents
レバレッジ10倍トレードの特徴・手法
レバレッジ10倍は、短期でも長期でも運用できるオールマイティーなレバレッジです。
レバレッジが10倍だと、資金の10倍までトレードが可能になります。
たとえば、手元の資金がたったの1万円だったとしても、10倍トレードでは10万円までの取引ができることになります。
資産が10万円なら100万円分、100万円なら1,000万円までのトレードが可能ですから、その分だけ利益率も高くなります。
10倍のレバレッジを活かしたお金の増やし方ですが、10倍トレードの基本は長期運用です。
スワップポイントを活かすことで、1年間に5%程度の金利が発生します。
もちろん、1年の間には相場が変動しますが、強制ロスカットが発生するほどの大変動が起きる可能性は非常に低いので、安心してトレードできます。
また、1日の中で何度も売買を繰り返すスキャルピングにチャレンジすれば、大きく失敗しない限り10%程度の利益が見込めます。
1万円なら1,000円、10万円なら1万円、100万円なら10万円の利益がたった1日で稼げるのですから、数百~1,000倍以上のハイレバではなくても十分に「勝ち」に計上できるでしょう。
レバレッジ10倍トレードなら強制ロスカットの心配は不要
レバレッジ10倍のトレードなら、強制ロスカットが起きる心配がほぼありません。
FX初心者の方はとにかくレバレッジを上げることを怖がってしまう傾向がありますが、その理由がレバレッジを上げることで損失も倍増してしまうためです。
FXトレードで一番怖いのは、大きな値動きによって証拠金が維持できなくなり、規定の証拠金を維持できなくなったときに発動する強制ロスカットでしょう。
ほとんどのFX業者が強制ロスカットの発動を証拠金維持率20~30%に設定しています。
たとえば、1ドルのレートが100円だったと仮定し、証拠金1万円で10倍トレードにチャレンジしたとします。
証拠金1万円で10万円分のドルが取引できるので、ドル換算すると1,000ドルのトレードになります。
ドルの値動きは1日に1円程度、大きく値動きしても2円程度です。
すると、最高値と最安値の間には2円程度の差しかないので、1ドルあたり2円の損失がでてもトータルの損失は2,000円が限界です。
証拠金1万円に対して2,000円しか損失していないのですから、証拠金維持率は80%。
これなら強制ロスカットが起こる心配はほとんどありません。
レバレッジ10倍トレードの必要証拠金の計算方法
10倍トレードのために必要な証拠金を計算してみましょう。
必要証拠金は次の計算式で算出できます。
必要証拠金の計算方法
必要証拠金=為替レート×ロット÷レバレッジ
たとえば、1ドル110円でドル円(USD/JPY)の10倍トレードをすると仮定しましょう。
取引数量は1ロット10,000通貨です。
では、この各数値を上記の計算式に当てはめてみましょう。
必要証拠金=110円×10,000通貨÷10倍=110,000円
つまり、10倍トレードでは、初期費用として11万円を用意する必要があります。
初期費用11万円では、ハイレバレッジの勝負はできません。
一応の外貨交換はできますが、ハイレバレッジだと1pipsあたりの値動きが大きいため、わずかな相場の変動が起きただけで証拠金維持率を下回ってしまい、すぐに強制ロスカットが発動してしまうのです。
強制ロスカットが発生して証拠金以上のマイナスが発生すると、証拠金の追加である追証の支払いを求められます。
フルレバレッジでも安全にトレードするなら、10倍程度のレバレッジが安心です。
【レバレッジ10倍】トルコリラで1日1万スワップポイントを稼ぐ場合
トルコリラは1TL=20円とレートが格安なので、非常に取引しやすい通貨です。
しかも、スワップポイントは1ロット10,000通貨につき120円程度で、ほかの通貨ペアよりも断然に高くなっているので、スワップポイント稼ぎにピッタリです。
1日1万スワップポイントを稼ぐには、10,000通貨につき120円だとすれば880,000TLが必要です。
では、トルコリラで1日1万スワップポイントを稼ぐための証拠金を計算してみましょう。
必要証拠金の計算は「必要証拠金=為替レート×ロット÷レバレッジ」でしたね。
この計算式に数値を当てはめてみると次のようになります。
880,000TL×20円÷10倍=1,760,000円
この計算結果から、トルコリラで1日1万スワップポイントを稼ぐには176万円の証拠金が必要です。
1日1万円のスワップポイント収入があれば単純に月収30万円ですから、176万円をFXに投入するだけである程度の生活が維持できることになります。
スワップポイント狙いなら海外FXがおすすめ
スワップポイント狙いで運用するなら海外FXがおすすめです。
スワップポイントで稼ぐには、できる限り多くのポジションを保有する必要があります。
同じ資金で多くのポジションを保有するにはレバレッジが高いFX業者を選ぶのがベストです。
海外FX業者の中でもハイレバレッジで有名なGemforexだと、最大レバレッジはなんと1,000倍。
トルコリラで1日1万スワップポイントを稼ぐために必要な証拠金はわずか17,600円です。
ただし、ハイレバの海外FXでは、わずかな相場の変動が収益に大きな影響を与えるので、できるだけスプレッドが狭いFX業者を選ぶべきでしょう。
また、トレード時には必ずストップ注文をかけていないと、瞬間的に大きな値動きをみせたときに急いで決済しても、スリッページが起きて強制ロスカットされてしまうリスクがあります。
海外FXなら証拠金がマイナスになってもゼロカットシステムのおかげで追証は発生しませんが、大きな損失を出さないためにストップ注文をかける習慣を身につけておきましょう。
レバレッジ10倍で海外FXの需要は増える
国内FXは、レバレッジが低いことに加えて追証を受けるリスクがあります。
一方で、海外FX会社の多くは、ゼロカットシステムを導入しており、追証を受ける心配がありません。
つまり、高いレバレッジをかけてトレードをしても最大のリスクである口座がマイナスになることがないわけです。
今回のレバレッジ引き下げについても、規制が入るのは国内FXのみです。
海外FXは、高いレバレッジをかけてトレードできることがFXの最大の売りだと思っているので、今後も急にレバレッジの規制が入ってくることは考えにくいです。
以前のレバレッジ規制で国内FXから海外FXに乗り換えたトレーダーが多くいたように、レバレッジ10倍に規制されることで新たに海外FXに乗り換える人が増えることも予想されます。
これを機に海外FXへの移行を検討してみるのもよいかもしれません。
ただし、海外FX会社は数が多く、中には悪質な会社もあるので選ぶ場合は、日本人向けのサービスを行っていて、信頼できる会社選びを進めることが大切です。
FXは口座を開設するFX会社によって結果が大きく左右されると言っても過言ではないので、慎重に選んでいきましょう。
レバレッジ10倍のトレード手法とデメリットは?レバ10倍でもスワップポイントで稼げるのかのまとめ
レバレッジ10倍なら、最初に証拠金を用意する負担がかなり軽減できて、しかも長期・短期ともに5~10%の利益が望めます。
さらに強制ロスカットのリスクも大幅に軽減できるので、ある程度の収益を得ながらも安全にFXトレードが運用できます。
FX初心者のうちは大きなマイナスが発生するのが怖くて低レバレッジで運用していた方も、 FXの魅力を感じるためのステップとしてチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
レバレッジ | 特徴・手法 |
レバレッジ1倍(なし) | ロスカットが発生しない・限りなく低リスク |
レバレッジ2倍 | ロスカットが起きにくく安全 |
レバレッジ3倍 | スワップポイント狙いの長期保有がに向いている |
レバレッジ5倍 | 大きなリスクを避けつつ、適正なリターンも狙える |
レバレッジ10倍 | 短期でも長期でも運用できるオールマイティー |
レバレッジ20倍 | スキャルピングができるようになる |
レバレッジ25倍 | 国内FXの最大倍率でスキャル・デイトレにちょうどいい |
レバレッジ100倍 | スキャルピング・スワップ狙いの取引が基本 |
レバレッジ400倍 | スキャルピングが基本 |
レバレッジ500倍 | 為替変動を利用したスキャルピングトレード |
レバレッジ888倍 | 大きな利益が狙える一方、大きな損失やロスカットするリスクも高まる |
レバレッジ1000倍 | ハイレバ勝負には1000倍ゼロカットがおすすめ |
レバレッジ3000倍 | 3000倍までくると高リスク |
レバレッジ5000倍 | 5000倍は高リスクのため金額制限がある |
【当サイトおすすめ】GEMFOREXでハイレバレッジを体験

最大レバレッジ | ロスカット水準 | ゼロカット | 約定率 |
5000倍 | 20% | 〇 | 99.79% |
最低取引枚数 | ドル円スプレッド | 手数料 | 日本語サポート |
1,000通貨 | 1.2pips | 無料 | 24時間 |
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