レバレッジが25倍に制限される国内FXでは有り得ない高さですが、規制がかからない海外FXではレバレッジが使えるので大きな収入を得ることも可能です。
では、どのような手法で取引すれば良いのでしょうか?
今回は、レバレッジ100倍を使ったトレード方法や、スワップポイントを狙った取引の可否を解説します。
もくじ
レバレッジ100倍トレードのやり方・特徴
トレードのやり方は、スキャルピング・スワップ狙いの取引が基本になります。
ここでは、スキャルピングとスワップ狙いの取引の違いについて解説します。
スキャルピング
スキャルピングとは、数秒から数分の間でポジションを保有し、短い時間軸の中で注文と決済を繰り返す取引スタイルです。
レバレッジを使わないと少ない資金で効率的に利益を増やすのは難しいですが、100倍を使うと1回あたりの利益や損失の数pipsが100倍に膨れます。
ポジションを保有する時間が短いため、含み損を大きく抱えることもありません。
ロスカットになりにくいことや、損切りに慣れることができるので、リスクを最小限に抑えながら、トレードレベルを上げられるのもメリットです。
スワップ狙いスワップ狙いのトレードがあります。
スワップというのは、通貨ごとに金利が異なることで発生する「金利差調整分」です。
金利通貨を売って、高金利通貨を買うと金利差額分が受け取れます。
ただし、低金利通貨を買って、高金利通貨を売るとスワップはマイナスになるので注意が必要です。
ポジションを持っていれば、1日ごとにスワップの利益が受け取れます。
金利差調整分なので、レバレッジを使わないとスワップ利益はほとんどありません。
スワップ狙いができる通貨は、基本的に値動きが大きな資源国通貨や新興国通貨なので、少しの為替変動でロスカットするリスクがあります。
値動きが安定している通貨や先行きが予測しやすい通貨ペアに注文を入れるのがコツです。
必要証拠金の計算方法
取引量を大きくするだけでなく、必要証拠金を減らすことも可能です。
為替レート100円×取引量10000通貨÷100倍=10000円
10000通貨の取引をするために、1万円を用意すれば取引ができるわけです。
レバレッジをかけずに10000通貨の取引をするのであれば、
為替レート100円×取引量10000通貨÷1倍=100万円
10000通貨の取引をするためには、100万円の証拠金を用意しなければなりません。
100万円の証拠金を用意するのは非現実的でも、1万円の証拠金なら用意できそうですよね。
これが100倍レバレッジの持つ凄さです。
トルコリラで1日1万スワップポイントを稼ぐ場合
ある程度のスワップ利益が発生する通貨を選ばなければなりません。
そこでおすすめの通貨ペアが、円とトルコリラのペアです。
以下を条件に、スワップポイントで1日に1万円稼ぐ方法を考察してみましょう。
スワップポイントで1日に1万円稼ぐ条件
- トルコリラ/円の為替レート=20円
- 1日あたりのスワップポイント利益=100円
- 取引量は10000通貨
この条件で、1日に1万円のスワップポイントを稼ぐためには、「取引量10000通貨=100円」なので、「取引量100万通貨=10000円」となり、100万トルコリラのポジションを保有しなければなりません。
レバレッジをかけない場合、必要となる証拠金は
20円×100万通貨÷1倍=2000万円
となり、2000万円の必要証拠金を用意しなければなりません。
しかし、レバレッジ100倍を使うと
20円×100万通貨÷100倍=200,000円
となり、20万円の必要証拠金を用意すれば、1日1万円のスワップ狙いが可能になります。
スワップ金利は刻々と変わるので、そのときのスワップ金利で計算し直す必要もありますが、いかに少ない証拠金で大きなスワップ狙いができることが分かると思います。
約定力の高さが必須
業者の選び方について、100倍を使ってスキャルピングするなら
- 約定力が高い
- スキャルピングが容認されている
などが条件になります。
ワップ狙いをするなら
- 約定力が高い
- スワップが高い
などが条件になります。
いずれにしても、約定力が高いことは海外FX業者を選ぶ上で欠かせない条件です。
まとめ
100倍レバレッジは、スキャルピングやスワップ狙いができます。
ただし、
- 取引量を100倍にするとロスカットのリスクが高まる
- 適正な資金管理が必要
などの注意点もあります。
必要証拠金を減らすためにレバレッジを使うと良いでしょう。
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